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ロボット・自動ライン連携の2液混合ディスペンサー

異なる2種類の液体や液剤を自動的に混合・攪拌・吐出する「2液混合ディスペンサー」の導入に関して、既存の生産ラインやロボットシステムと連携させて自動化するといった活用法も人気です。

このページではロボットや自動ラインと2液混合ディスペンサーを連携させる際の注意点やメリットなどをまとめましたので参考にしてください。

ロボット・自動ライン連携で得られる5つの導入メリット

メリット1:自動ライン全体の生産性向上(タクト短縮)

例えばすでに自動機やロボットシステムを導入している場合、それらと2液混合ディスペンサーを連携させることで、従来は別工程として行っていた液剤の混合・攪拌・吐出といった作業を一元管理することが可能となります。

これにより作業の切れ目が解消することで工程の短縮化が可能となり、工場全体の生産性向上を追求できることが重要です。また、生産システムを一元管理できるようになることで、作業中に発生したトラブルやエラーについても速やかに検出・対応しやすくなることは見逃せません。

メリット2:塗布品質の向上・安定化

自動化に対応する2液混合ディスペンサーを導入することで、作業員が手作業で液剤の調整や塗布といった工程を行う必要がなくなり、作業員の負担軽減や属人性の解消につながることは重要です。

また適切な自動化システムと連携させることで、同じ作業を常に安定して繰り返せるようになることもポイントです。その他、有害な薬剤などから作業員を隔離できることもメリットになります。

メリット3:柔軟な生産ラインの構築(多品種対応)

多品種対応の2液混合ディスペンサーを採用することで、1つの生産ラインで複数の製品の製造や加工を行えるようになることも強みです。

少量多品種へ対応可能な生産環境が実現することで、クライアントのサンプル作成や特殊オーダーといった幅広いニーズにもカバーできるようになり、事業性を成長させつつ企業としての社会的信用を高めることも可能となります。

メリット4:高難度な塗布要件の実現

高精度のロボットシステムや制御システムと連携させることで、人間の手作業では再現困難な精密作業を実現できることも特徴です。

例えば電子機器業界において小型の精密部品へ接着剤などを塗布する場合、人間の手作業ではどうしても安定した再現性を叶えられないこともあります。しかし高精度ロボットや自動管理システムと2液混合ディスペンサーを連携させることにより、極小部品への適正な塗布や塗装も可能となり、従来の作業環境では実現できなかった生産性を獲得できるようになります。

メリット5:スマートファクトリー化への貢献

現代日本ではあらゆる業界で慢性的な人材不足が社会的課題となっており、また多様化する労働環境に合わせて従業員の負担軽減やワークライフバランスへのケアに取り組み、離職率を軽減するといった施策も重要です。そしてそのような中で、工場の自動生産ラインへIoTやAIといった技術を活用し、工場の自動化をオンラインで一元管理する「スマートファクトリー構想」が注目されています。

自動ライン連携で失敗しないための「4つの技術チェックリスト」

1.「制御・通信」の要求仕様(自動ライン連携の核)

自動ラインに2液混合ディスペンサーを組み込む場合、そもそもどのように接続・管理するかといった連携方法の検討が最重要となります。

自動化のメリットは2液混合ディスペンサーを含めた各種機器や装置を一元管理できることであり、ネットワークの構築や適切なインターフェースの設置を行う他、管理者からの指示を送るだけでなく機器がエラーなどを検出して管理者へ伝えられるよう、双方向のフィードバックシステムなども必須です。

2.「ポンプ・計量方式」の要求仕様

2液混合ディスペンサーの導入に当たって、どのような液体・液剤を使用するのか、また各材料の物性や混合比、混合剤の吐出量などを考えることも重要です。

材料の物性や塗布方式などによって、2液混合ディスペンサーのポンプ性能や本体構造・素材も異なるため、必ず事前にしっかりとメーカーへ具体的な作業内容を共有しなければなりません。

3.「レイアウトとメンテナンス性」の要求仕様

既存システムやラインへ設置する場合、2液混合ディスペンサーを導入可能かどうか、スペースや電源、配管設備などのレイアウトを考える必要があります。また新たに自動化システムやFA環境を構築する場合、他のシステムと同様に、2液混合ディスペンサーの洗浄やメンテナンスといった日常の作業についての利便性も合わせて考慮しましょう。

4.「データ管理」の要求仕様(トレーサビリティ)

自動化環境では常に生産品質のチェックが欠かせません。また不具合が生じた場合、どの時点でエラーやトラブルが発生したのか正確に知ることで、不良品の追跡・回収などを行えるようになります。

FA化とデータ管理(トレーサビリティ)の厳密化は一体で考えるべきことであり、材料の混合比や吐出量など作業条件も含めて細かな情報管理体制を構築してください。

まとめ

人材不足が社会的に課題となる中で、2液混合ディスペンサーの導入による生産環境の自動化や、ロボットシステム・自動機と2液混合ディスペンサーの連携といった解決策が 全国的に広がりつつあります。

本サイトでは2液混合ディスペンサーについて一般的におすすめの製品3選や各製品の特徴などをまとめていますので、自動化を検討する際の注意点やメリット・デメリットなどを検討する上でぜひ参考にしてください。

2液混合ディスペンサー3選
について詳しく知る

THREE SELECTIONS
目的別で失敗なく選ぶ
2液混合ディスペンサー3選
比較表

液体の組み合わせによって必要なスペックが大きく異なる2液混合ディスペンサーだからこそ、使う目的によって装置を選ぶことが第一歩。
そのため、ここでは使用する環境や製造する製品から、適切な2液混合ディスペンサーをご紹介しています。

▼左右にスクロールできます。
電子部品など
正確な吐出が必要なら
エイ・エム・ケイ
大量生産品など
配合比がシンプルなら
ナカリキッドコントロール
分析機器など
微量吐出を重視するなら
日本ソセー工業
製品名
マゼダスDタイプ
マゼダスDタイプ
引用元:エイ・エム・ケイ公式HP
(https://www.amk-j.co.jp/mazedas/d-type/)

公式HPで
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電話で問合せる

比率固定式HR-50
非固定式HR-50
引用元:ナカリキッドコントロール公式HP
(https://www.nlc-dis.co.jp/products/double/hr50.html)

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電話で問合せる

STP-150
STP-150
引用元:日本ソセー工業公式HP
(https://www.sosey.co.jp/product-list/supershot2/stp)

公式HPで
スペック詳細をみる

電話で問合せる

実績値:±0.1%
 (※吐出条件、樹脂仕様により要相談)
高精度
※詳細記載なし
保証値:±1%
100:100~100:1 100:100~100:4 記載なし
0.01ml/s~190ml/s 記載なし 0.0050ml/s~0.30ml/s
1~100,000mPa・s/25℃ 1~100,000 mPa・s/25℃ ~200,000mPa・s
0.007ml/shot(1秒)~無制限 2.5~294 ml/shot 記載なし
連続吐出/ワンショット吐出/定量吐出/繰返し吐出/他機連動吐出 間欠吐出 タイマー吐出/手動(連続)吐出
各15L・30L・50L・60L・
80L・100L・200L
※A液・B液タンクの組み合わせは自由
20Lオープンタンク
(ステンレス製)
4L耐圧ガラスタンク×2基
エポキシ
発泡ウレタン
ウレタン
シリコン
塗料
アクリル
発泡シリコン
インク他
一般的な樹脂からフィラーを含む樹脂
記載なし
ウレタン
エポキシ
シリコン
その他液体材料

エイ・エム・ケイの
公式HPで
吐出テストの相談をする

ナカリキッドコントロールの
公式HPで
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日本ソセー工業の
公式HPで
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【選定条件】
Googleで「混合吐出装置」と検索し(2024年5月16日調査時点)検索結果全ぺージに表示された公式HP14社、イプロスの「混合吐出機」ページ掲載企業の計18社を調査。
そのうち、2液混合ディスペンサーを扱う15社の中から、以下の条件で3製品を選定しています。
・マゼダスDタイプ…15社の製品のうち、吐出精度の保証値が±2~3%以内、実績値が±0.5%以内で最も高い2液混合ディスペンサー
・比率固定式HR-50…15社の製品のうち唯一、シンプルな構造により低価格化を実現と記載のある2液混合ディスペンサー
・STP-150…15社の製品のうち、吐出量が最も少ない2液混合ディスペンサー