トミタエンジニアリングは、精密機器や電子部品向けにディスペンサーや計量吐出装置を提供。ワンタッチで多様な液体の定量吐出や混合、塗布に特化した製品を扱い、ユーザーのニーズに応じたソフトウェアを製造しています。
高精度容積計量方式を採用した2液自動混合ディスペンサー。ポジロード方式により、粘度変化による吐出量のバラつきを防ぎ、0.1~2.0mLの定量吐出が安定して可能です。
混合にはスタティックミキサを使用し、洗浄液不要でメンテナンス性に優れます。ポンプ径の組み合わせにより比率は100:100〜14まで対応。制御はプログラムリレー方式で、エア駆動により安定した作業が行えます。操作性・環境対応・省資源性を兼ね備えたコンパクトモデルです。
吐出精度 | 記載なし |
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混合比率 | 100 : 100〜14(ポンプ径組合せによる固定比率) |
吐出量 | 0.1mL~2.0mL(混合1ショット) |
吐出速度 | 記載なし |
適応粘度 | 1,000~100,000mpa·s |
混合方式 | スタティックミキサ |
タンク容量 | 記載なし |
KAPPA-5は、極少量の2液混合吐出に対応した高精度コンパクトモデル。0.03~2.0mLの微少吐出が可能で、ポジロード方式による容積計量と、スタティック/ダイナミック両対応ミキサを搭載。
原料タンクは各1Lのステンレス製角型を採用し、ヒーターや脱泡などの多機能オプションも充実しています。軽量設計で持ち運びも簡単、直感的な操作性と高精度吐出で、初めての導入でも無駄のない処理を実現します。
吐出精度 | 記載なし |
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混合比率 | 100 : 100〜14(ポンプ径組合せによる固定比率) |
吐出量 | 0.03mL~2.0mL |
吐出速度 | 記載なし |
適応粘度 | 1~100,000mpPa・s(高粘度の場合は加熱による使用可能) |
混合方式 | ダイナミックミキサまたはスタティックミキサ |
タンク容量 | 原料タンク:1L:1L(ステンレス製角形タンクの組合せ) |
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VR50およびVR100は、大容量かつ高粘度樹脂に対応した2液自動混合ディスペンサーとなり、最大混合比率は100:100〜200:1、最大吐出量は1,000mL/shotに対応。
容積計量による安定した定量吐出が可能で、シリカやアルミナなどのフィラーを含んだ液体にも対応。独自の電動ロータリーミキサと先端バルブにより連続作業にも適応し、FAラインへの導入も視野に入れた仕様なので、メンテナンス性にも優れ、作業後の洗浄もスムーズに行えます。
吐出精度 | 記載なし |
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混合比率 | (ツインフローVR50)100:100~100:1 (ツインフローVR100)100:100~200:1 |
吐出量 | 3mL~1,000mL(shot) |
吐出速度 | 記載なし |
適応粘度 | 1~100,000mpPa・s(高粘度の場合は加熱による使用可能) |
混合方式 | 電動ロータリミキサ |
タンク容量 | 原料タンク:20Lオープンタンク、40Lオープンタンク |
トミタエンジニアリングの2液混合ディスペンサーは多様な粘度や比率に対応。自動化で操作が簡単かつ効率的です。また、豊富なオプションで様々な用途に対応可能です。
本サイトでは、2液混合ディスペンサーをお探しの担当者様向けに、「電子部品などの正確な吐出・混合」や「大量生産品などのシンプルな配合比」「分析機器などの微量吐出」などの目的にあった2液混合ディスペンサーをご紹介しています。
ぜひ、参考にしてください。
トミタエンジニアリングは高い技術力で精密計量と混合を実現し、多様なニーズに対応できる2液混合ディスペンサーを提供。信頼性と効率性を兼ね備え、広範な粘度や混合比率に対応します。製品の品質を安定させ、衛生的です。また。充実したアフターサービスとメンテナンスサポートも提供し、長期的な信頼関係を築いています。
トミタエンジニアリングは、精密計量技術と多様な液体の安定した混合に特化した2液混合ディスペンサーを提供しています。操作が簡単で、自動化により高い効率を実現。技術サポートや迅速な修理対応などの充実したアフターサービスも特徴です。さらに、製品のカスタマイズ対応も可能で、ユーザーの多様なニーズに柔軟に対応できます。
最大混合比率は100:100から200:1まで対応し、使用可能な粘度範囲は1〜100万cpsと非常に広く、多様な作業環境に適応します。また、シリカやアルミナなどのフィラーを含む液体にも使用可能です。
トミタエンジニアリングが提供している主な2液混合ディスペンサー、技術・サービス等の特徴、導入事例などをご紹介しました。
トミタエンジニアリングは、精密機器や電子部品向けの高精度2液混合ディスペンサーを提供している会社。2液性樹脂混合を自動化してスタティックミキサを採用した「パーソナルディスペンサPDシリーズ」、軽量・コンパクト設計で少量の計量混合吐出が可能な「KAPPA-5」など、現場の「痒い所に手が届く」優れた製品を数々リリースしています。
操作性、効率性、メンテナンス性が高いこともまた、同社の2液混合ディスペンサーの魅力と言えるでしょう。高性能2液混合ディスペンサーをお求めの企業様は、トミタエンジニアリング製品に要注目です。
会社名 | トミタエンジニアリング株式会社 |
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本社所在地 | 大阪府東大阪市長田中2-2-26 |
電話番号 | 06-6747-1000 |
公式HP | https://www.tomitaeng.co.jp/index.html |
トミタエンジニアリングは、精密機器や電子部品向けに高精度な2液混合ディスペンサーを提供するメーカーです。ポジロード方式の容積計量やスタティック/ダイナミックミキサを採用し、少量から大容量まで安定した混合吐出を実現します。
PDシリーズやKAPPA-5などコンパクトモデルから、大容量対応のツインフローVRシリーズまで幅広い製品を展開。操作性やメンテナンス性に優れ、オプションも充実しており、多様なニーズに柔軟に対応します。
なお、適切な機種は条件により異なるため、当サイトで目的別に3選比較表として整理していますので、あわせてご検討ください。
液体の組み合わせによって必要なスペックが大きく異なる2液混合ディスペンサーだからこそ、使う目的によって装置を選ぶことが第一歩。
そのため、ここでは使用する環境や製造する製品から、適切な2液混合ディスペンサーをご紹介しています。
電子部品など
正確な吐出が必要なら
エイ・エム・ケイ |
大量生産品など
配合比がシンプルなら
ナカリキッドコントロール |
分析機器など
微量吐出を重視するなら
日本ソセー工業 |
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製品名 | マゼダスDタイプ
![]() 引用元:エイ・エム・ケイ公式HP
(https://www.amk-j.co.jp/mazedas/d-type/) |
比率固定式HR-50
![]() 引用元:ナカリキッドコントロール公式HP
(https://www.nlc-dis.co.jp/products/double/hr50.html) |
STP-150
![]() 引用元:日本ソセー工業公式HP
(https://www.sosey.co.jp/product-list/supershot2/stp) |
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吐出精度
液体を吐出する精度を指します。メーカーによって保証値(カタログ上のスペック)と実績値が異なります。また、公表していないメーカーも中にはあります。 |
実績値:±0.1% (※吐出条件、樹脂仕様により要相談) |
高精度 ※詳細記載なし |
保証値:±1% |
混合比率
2液混合ディスペンサーで対応している主剤と硬化剤の割合のことです。主にミキサーとポンプの種類によって混合比率や調整の可否が変わります。 |
100:100~100:1 | 100:100~100:4 | 記載なし |
吐出速度
2液混合ディスペンサーが主剤と硬化剤を吐出するスピードのことです。カタログ上の吐出速度が速いと、ターゲットへスピーディに液体を吐出できます。 |
0.01ml/s~190ml/s | 記載なし | 0.0050ml/s~0.30ml/s |
適応粘度
2液混合ディスペンサーが対応している液体の粘度のことです。カタログと異なる粘度の液体を使用した場合、液だれやノズル詰まりなどを引き起こすおそれがあります。 |
1~100,000mPa・s/25℃ | 1~100,000 mPa・s/25℃ | ~200,000mPa・s |
吐出量
1秒間に吐出できる液体の量を指します。吐出量を細かくコントロールできる装置は精度が高く、製品の品質向上にも寄与します。 |
0.007ml/shot(1秒)~無制限 | 2.5~294 ml/shot | 記載なし |
吐出方式
液体を吐出する方法のことです。2液混合ディスペンサーは、連続的に液体をターゲットへ吐出する連続吐出と、その都度充填・吐出を行う間欠吐出があります。 |
連続吐出/ワンショット吐出/定量吐出/繰返し吐出/他機連動吐出 | 間欠吐出 | タイマー吐出/手動(連続)吐出 |
タンク容量
液体を貯めておくタンクの容量です。製品によって容量が大きく異なります。2液混合ディスペンサーは、主剤・硬化剤それぞれに独立したタンクがあります。 |
各15L・30L・50L・60L・ 80L・100L・200L ※A液・B液タンクの組み合わせは自由 |
20Lオープンタンク (ステンレス製) |
4L耐圧ガラスタンク×2基 |
公式HP
掲載の 対応液体例 2液混合ディスペンサーで利用できる液体の種類です。製品によって対応している液体の種類が異なるため、選定時はしっかり確認する必要があります。 |
記載なし | ||
【選定条件】
Googleで「混合吐出装置」と検索し(2024年5月16日調査時点)検索結果全ぺージに表示された公式HP14社、イプロスの「混合吐出機」ページ掲載企業の計18社を調査。
そのうち、2液混合ディスペンサーを扱う15社の中から、以下の条件で3製品を選定しています。
・マゼダスDタイプ…15社の製品のうち、吐出精度の保証値が±2~3%以内、実績値が±0.5%以内で最も高い2液混合ディスペンサー
・比率固定式HR-50…15社の製品のうち唯一、シンプルな構造により低価格化を実現と記載のある2液混合ディスペンサー
・STP-150…15社の製品のうち、吐出量が最も少ない2液混合ディスペンサー