ロックタイトは、飛行機やスペースシャトルでも使用される信頼性の高い接着剤を製造している会社です。2液混合ディスペンサーも提供しています。日本ではヘンケルジャパン株式会社が代理店を運営しています。ここでは、ロックタイトの2液混合ディスペンサーについて、商品の特徴などをまとめました。
2液性接着剤の高精度な塗布をおこなう装置です。MMA、エポキシ、PU、シリコーンなどの2液性接着剤に対応し、最大200,000mPasの高粘度材料を扱えます。電子制御により流量を正確に調整でき、再現性の高い塗布ができます。ベンチトップロボットとの使用や作業セルへの統合も容易で、産業用途に適しています。
吐出精度 | 公式サイトに記載なし |
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混合比率 | 1:1~10:1 |
吐出量 | 公式サイトに記載なし |
吐出速度 | 公式サイトに記載なし |
適応粘度 | 最大200,000mPas |
混合方式 | 公式サイトに記載なし |
タンク容量 | 公式サイトに記載なし |
2液性接着剤の高精度な塗布をおこないます。1:1、2:1、4:1、10:1の混合比に対応し、滴下や小さなビード状の塗布ができます。静置型ディスペンサーとしても、ロボットシステムに統合しても使用できます。独立したカートリッジ圧力と作動制御により、接着剤の流量を微調整できます。MMAやエポキシ接着剤に適していますが、他の化学物質にも使用できます。
吐出精度 | 公式サイトに記載なし |
---|---|
混合比率 | 1:1~10:1 |
吐出量 | 公式サイトに記載なし |
吐出速度 | 公式サイトに記載なし |
適応粘度 | 最大200,000mPas |
混合方式 | 公式サイトに記載なし |
タンク容量 | 50 ml |
ロックタイトの2液混合ディスペンサーは、混合と塗布の精度の高さが優れていて、さまざまな混合比に対応しています。
本サイトでは、2液混合ディスペンサーをお探しの担当者様向けに、「電子部品などの正確な吐出・混合」や「大量生産品などのシンプルな配合比」「分析機器などの微量吐出」などの目的にあった2液混合ディスペンサーをご紹介しています。
ぜひ、参考にしてください。
産業用接着剤の塗布において革新的なソリューションを提供しています。2液混合ディスペンサーは、2成分液体または粘性製品を高精度に混合し、正確に塗布する性能に優れています。1:1から10:1まで多様な混合比に対応し、接着、ポッティング、コーティングなど幅広い用途に適用できます。
MMA、エポキシ、PU、シリコーンなどの2液性ロックタイト接着剤を扱え、約200,000mPasまでの高粘度材料にも対応しています。手動タイプのアプリケーターでは、レバーを引くだけで混合状態での塗布ができ、とても使いやすいです。
デュアルドライブロッドメカニズムと混合比セレクタースイッチにより塗布パフォーマンスが向上し、カートリッジキットは手動/空圧モデル間で交換可能な柔軟性も備えています。
ねじ山の隙間を完全に充填し、硬化することで強固に接着する接着剤を提供しています。振動や衝撃、温度変化などの厳しい条件下でも、ねじの緩みを効果的に防止します。液状なので、毛細管現象によりねじ部に浸透し、均一に接着します。さらに、シール性も兼ね備えていて、液漏れも防止できます。
会社名 | ヘンケルジャパン株式会社 |
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本社所在地 | 神奈川県横浜市磯子区新磯子町27-7 |
電話番号 | 045-758-1800 |
公式HP | https://www.loctite-consumer.jp/ |
ロックタイトは、航空機や宇宙分野でも使用される信頼性の高い接着剤を展開するブランドで、日本ではヘンケルジャパンが代理運営しています。接着剤分注器「MM25」「MM10」など、2液混合ディスペンサーも提供しています。
1:1~10:1の幅広い混合比に対応し、最大200,000mPasの高粘度材料も安定して処理可能。電子制御による正確な流量調整と再現性の高い塗布性能で、接着・ポッティング・コーティングなど多様な産業用途に活用されています。
なお、適切な機種は条件により異なるため、当サイトで目的別に3選比較表として整理していますので、あわせてご検討ください。
液体の組み合わせによって必要なスペックが大きく異なる2液混合ディスペンサーだからこそ、使う目的によって装置を選ぶことが第一歩。
そのため、ここでは使用する環境や製造する製品から、適切な2液混合ディスペンサーをご紹介しています。
電子部品など
正確な吐出が必要なら
エイ・エム・ケイ |
大量生産品など
配合比がシンプルなら
ナカリキッドコントロール |
分析機器など
微量吐出を重視するなら
日本ソセー工業 |
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製品名 | マゼダスDタイプ
![]() 引用元:エイ・エム・ケイ公式HP
(https://www.amk-j.co.jp/mazedas/d-type/) |
比率固定式HR-50
![]() 引用元:ナカリキッドコントロール公式HP
(https://www.nlc-dis.co.jp/products/double/hr50.html) |
STP-150
![]() 引用元:日本ソセー工業公式HP
(https://www.sosey.co.jp/product-list/supershot2/stp) |
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吐出精度
液体を吐出する精度を指します。メーカーによって保証値(カタログ上のスペック)と実績値が異なります。また、公表していないメーカーも中にはあります。 |
実績値:±0.1% (※吐出条件、樹脂仕様により要相談) |
高精度 ※詳細記載なし |
保証値:±1% |
混合比率
2液混合ディスペンサーで対応している主剤と硬化剤の割合のことです。主にミキサーとポンプの種類によって混合比率や調整の可否が変わります。 |
100:100~100:1 | 100:100~100:4 | 記載なし |
吐出速度
2液混合ディスペンサーが主剤と硬化剤を吐出するスピードのことです。カタログ上の吐出速度が速いと、ターゲットへスピーディに液体を吐出できます。 |
0.01ml/s~190ml/s | 記載なし | 0.0050ml/s~0.30ml/s |
適応粘度
2液混合ディスペンサーが対応している液体の粘度のことです。カタログと異なる粘度の液体を使用した場合、液だれやノズル詰まりなどを引き起こすおそれがあります。 |
1~100,000mPa・s/25℃ | 1~100,000 mPa・s/25℃ | ~200,000mPa・s |
吐出量
1秒間に吐出できる液体の量を指します。吐出量を細かくコントロールできる装置は精度が高く、製品の品質向上にも寄与します。 |
0.007ml/shot(1秒)~無制限 | 2.5~294 ml/shot | 記載なし |
吐出方式
液体を吐出する方法のことです。2液混合ディスペンサーは、連続的に液体をターゲットへ吐出する連続吐出と、その都度充填・吐出を行う間欠吐出があります。 |
連続吐出/ワンショット吐出/定量吐出/繰返し吐出/他機連動吐出 | 間欠吐出 | タイマー吐出/手動(連続)吐出 |
タンク容量
液体を貯めておくタンクの容量です。製品によって容量が大きく異なります。2液混合ディスペンサーは、主剤・硬化剤それぞれに独立したタンクがあります。 |
各15L・30L・50L・60L・ 80L・100L・200L ※A液・B液タンクの組み合わせは自由 |
20Lオープンタンク (ステンレス製) |
4L耐圧ガラスタンク×2基 |
公式HP
掲載の 対応液体例 2液混合ディスペンサーで利用できる液体の種類です。製品によって対応している液体の種類が異なるため、選定時はしっかり確認する必要があります。 |
記載なし | ||
【選定条件】
Googleで「混合吐出装置」と検索し(2024年5月16日調査時点)検索結果全ぺージに表示された公式HP14社、イプロスの「混合吐出機」ページ掲載企業の計18社を調査。
そのうち、2液混合ディスペンサーを扱う15社の中から、以下の条件で3製品を選定しています。
・マゼダスDタイプ…15社の製品のうち、吐出精度の保証値が±2~3%以内、実績値が±0.5%以内で最も高い2液混合ディスペンサー
・比率固定式HR-50…15社の製品のうち唯一、シンプルな構造により低価格化を実現と記載のある2液混合ディスペンサー
・STP-150…15社の製品のうち、吐出量が最も少ない2液混合ディスペンサー