日本省力技術研究所は、車載部品や電池、電子部品、モーター、光ファイバーなどシール・接着剤に関連する生産ラインでコスト削減、品質向上の実績がある会社です。20年以上にわたるノウハウをもとに、安定して生産されている製品が数多くあります。
液混合に必要とされる機能が充実した2液混合ディスペンサーです。自動車部品、ソーラーパネル部品など電気・電子部品の小型化により微少量吐出が要求される2液性接着剤等のシール工程などに適しています。カートリッジ方式強制混合タイプミキサーおよび、スタティクミキサーを用意していることが特徴です。
吐出精度 | ±3%以内 |
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混合比率 | 100:100~100:5 |
吐出量 | 0.0002g(ショット)~30g(1分連続吐出) |
吐出速度 | 記載なし |
適応粘度 | 40万mPa・s(cps)~20mPa・s(cps) |
混合方式 | カートリッジ方式強制混合タイプミキサー、スタティクミキサー |
タンク容量 | 記載なし |
2液混合吐出装置の基本性能を磨き上げたスタンダードモデルです。2液ディスペンサーとしては、極めてコンパクト、ローコストな機種として定評があります。小型化され、微少量吐出が要求される電気・電子部品などに適している製品です。メンテナンスが容易であり、AC100Vのみで駆動できることから、使用しやすい製品といえます。
吐出精度 | ±3%以内 |
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混合比率 | 100:100~100:5 |
吐出量 | 0.0002g(ショット)~20g(1分連続吐出) |
吐出速度 | 記載なし |
適応粘度 | 40万mPa・s(cps)~20mPa・s(cps) |
混合方式 | カートリッジ方式強制混合タイプミキサー、スタティクミキサー |
タンク容量 | 記載なし |
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2液性エポキシ、ウレタン、シリコーン樹脂等を使用したモールド・ポッティング・基板封止など、多量吐出が必要な場合に適した製品です。混合部撹拌ローターの形状や容積、回転数など、さまざまな組み合わせから適切な条件を選べるカートリッジ方式強制混合タイプミキサーが用意されています。さらに進化した2液混合吐出装置の多量吐出用モデルです。
吐出精度 | ±3%以内 |
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混合比率 | 100:100~100:5 |
吐出量 | 0.3g(ショット)~240g(1分連続吐出) |
吐出速度 | 記載なし |
適応粘度 | 40万mPa・s(cps)~20mPa・s(cps) |
混合方式 | カートリッジ方式強制混合タイプミキサー |
タンク容量 | 記載なし |
2液混合吐出装置の基本性能を磨き上げたスタンダードモデルです。モールド・ポッティング・基板封止など、多量吐出が必要な部品などの生産に適しています。また、タイマーでの吐出時間設定、およびボリュームでの単位時間当たりの吐出量を可変できる本体があります。交換洗浄が容易なミキサーカートリッジで構成される2液混合吐出装置です。
吐出精度 | ±3%以内 |
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混合比率 | 100:100~100:5 |
吐出量 | 0.3g(ショット)~300g(1分連続吐出) |
吐出速度 | 記載なし |
適応粘度 | 40万mPa・s(cps)~20mPa・s(cps) |
混合方式 | セパレートミキサー |
タンク容量 | 記載なし |
構造がシンプルなディスペンサーであるため故障が少なく、生産管理上の信頼性やメンテナンス性、経済性など数々の特長がある製品です。長時間安定した高精度吐出が可能であり、二液性接着剤の微量吐出やコストダウンを実現しています。
本サイトでは、2液混合ディスペンサーをお探しの担当者様向けに、「電子部品などの正確な吐出・混合」や「大量生産品などのシンプルな配合比」「分析機器などの微量吐出」などの目的にあった2液混合ディスペンサーをご紹介しています。
ぜひ、参考にしてください。
ID-200NやX020をXYロボットに搭載し、リレー封止工程に使用。市販ロボットへの装着が容易で、吐出時間を短縮。分離ユニットや温調器により可搬性と吐出性も向上。
ID-200NやX030をXYロボットに搭載。除湿器と密閉タンクで湿気劣化を防止し、温調器で泡巻き込みを抑制。ポッティング作業の安定性が向上。
専用ロボットにID-200NやX020を搭載。温調器により樹脂のなじみが向上し、安定した吐出量で接着強度の均一性が確保されました。
ID-200NやX020を用いてXYロボットで装飾品に吐出。ミキサーカートリッジを活用し、速硬化型樹脂の安定した混合・吐出を実現しました。
上下動装置にID-200NやX020を搭載。ギヤポンプによりフィラー入り樹脂も安定吐出し、ワーク内の泡残りを防止しました。
ID-200NやX020を上下動装置に搭載。粘度変化に強いギヤポンプと温調器で、常に安定した吐出と気泡抑制を両立しました。
ID-200NやX020を回転テーブルに搭載。微小量吐出によりHDDや小型モーター部品の接着にも対応し、高効率な接着工程を実現。
ID-300NやX030を回転テーブルに搭載。小型吐出装置が既存ロボットにも容易に組み込め、コイル部含浸工程を効率化します。
小型化による微少量吐出が要求される電気・電子部品などに適した製品として、コンパクトな機種であることが特徴です。構造がシンプルであるため、故障が少ないことや交換洗浄が簡単であることから、メンテナンスも容易。そのため、管理費用がかからずコストダウンにつながります。また、AC100Vで駆動できるため、大きな電力もかかりません。
長時間安定した高精度吐出が可能な2液混合ディスペンサーを製造している企業です。20年以上の安定した製造が強みであり、生産管理上の信頼性やメンテナンス性などの特長を持ち、車載部品、電池、電子部品、モーター、光ファイバーなどシール、接着剤を必要とする生産ラインで高い品質の製造に役立っています。
日本省力技術研究所の製品づくりは単なる大量生産ではなく、1台1台を特注品ととらえてライン構成やワーク形状に対応した実験を行います。これは対象となるユーザーが製造・生産技術担当者や設計・開発担当者であることが多いためであり、「担当者の方の手離れがいいレイアウト」に近づけることを目標としているためです。
日本省力技術研究所では国際標準化機構による品質マネジメント規格「ISO9001:2015/JIS Q 9001:2015」の認証を取得しています。「液体定量吐出装置・周辺機器の設計・製造」「産業用ロボットの仕入・販売」の2点を対象とした認証を取得しており、一定水準での品質管理に取り組んでいます。
日本省力技術研究所は、電気・電子部品や自動車部品分野で信頼される2液混合ディスペンサーを提供する専門メーカーです。
コンパクト設計でAC100V駆動が可能な「ID-200R」「MGP-X020」は、高精度かつ安定した微少量吐出を実現。リレー封止やモーターコイル含浸など多様な現場で活用されており、XYロボットや回転テーブルへの搭載実績も豊富。
ISO9001認証のもと、長年培ったノウハウとこだわりのものづくりにより、導入現場に合わせた柔軟な提案とコスト削減を両立しています。
会社名 | 株式会社日本省力技術研究所 |
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本社所在地 | 千葉県船橋市前原西1-36-10 |
電話番号 | 047-477-3521 |
公式HP | https://www.dispenser.jp/ |
日本省力技術研究所は、電気・電子部品や車載部品分野で信頼される2液混合ディスペンサーを提供するメーカーです。20年以上のノウハウを背景に、コスト削減と品質向上に寄与する装置を展開しています。
ID-200RやMGP-X020は、コンパクト設計でAC100V駆動が可能なモデルで、微少量の高精度吐出に対応。ロボットや回転テーブルとの組み合わせによる実績も豊富で、多様な用途に柔軟に対応できます。
なお、適切な機種は条件により異なるため、当サイトで目的別に3選比較表として整理していますので、あわせてご検討ください。
液体の組み合わせによって必要なスペックが大きく異なる2液混合ディスペンサーだからこそ、使う目的によって装置を選ぶことが第一歩。
そのため、ここでは使用する環境や製造する製品から、適切な2液混合ディスペンサーをご紹介しています。
電子部品など
正確な吐出が必要なら
エイ・エム・ケイ |
大量生産品など
配合比がシンプルなら
ナカリキッドコントロール |
分析機器など
微量吐出を重視するなら
日本ソセー工業 |
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製品名 | マゼダスDタイプ
![]() 引用元:エイ・エム・ケイ公式HP
(https://www.amk-j.co.jp/mazedas/d-type/) |
比率固定式HR-50
![]() 引用元:ナカリキッドコントロール公式HP
(https://www.nlc-dis.co.jp/products/double/hr50.html) |
STP-150
![]() 引用元:日本ソセー工業公式HP
(https://www.sosey.co.jp/product-list/supershot2/stp) |
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吐出精度
液体を吐出する精度を指します。メーカーによって保証値(カタログ上のスペック)と実績値が異なります。また、公表していないメーカーも中にはあります。 |
実績値:±0.1% (※吐出条件、樹脂仕様により要相談) |
高精度 ※詳細記載なし |
保証値:±1% |
混合比率
2液混合ディスペンサーで対応している主剤と硬化剤の割合のことです。主にミキサーとポンプの種類によって混合比率や調整の可否が変わります。 |
100:100~100:1 | 100:100~100:4 | 記載なし |
吐出速度
2液混合ディスペンサーが主剤と硬化剤を吐出するスピードのことです。カタログ上の吐出速度が速いと、ターゲットへスピーディに液体を吐出できます。 |
0.01ml/s~190ml/s | 記載なし | 0.0050ml/s~0.30ml/s |
適応粘度
2液混合ディスペンサーが対応している液体の粘度のことです。カタログと異なる粘度の液体を使用した場合、液だれやノズル詰まりなどを引き起こすおそれがあります。 |
1~100,000mPa・s/25℃ | 1~100,000 mPa・s/25℃ | ~200,000mPa・s |
吐出量
1秒間に吐出できる液体の量を指します。吐出量を細かくコントロールできる装置は精度が高く、製品の品質向上にも寄与します。 |
0.007ml/shot(1秒)~無制限 | 2.5~294 ml/shot | 記載なし |
吐出方式
液体を吐出する方法のことです。2液混合ディスペンサーは、連続的に液体をターゲットへ吐出する連続吐出と、その都度充填・吐出を行う間欠吐出があります。 |
連続吐出/ワンショット吐出/定量吐出/繰返し吐出/他機連動吐出 | 間欠吐出 | タイマー吐出/手動(連続)吐出 |
タンク容量
液体を貯めておくタンクの容量です。製品によって容量が大きく異なります。2液混合ディスペンサーは、主剤・硬化剤それぞれに独立したタンクがあります。 |
各15L・30L・50L・60L・ 80L・100L・200L ※A液・B液タンクの組み合わせは自由 |
20Lオープンタンク (ステンレス製) |
4L耐圧ガラスタンク×2基 |
公式HP
掲載の 対応液体例 2液混合ディスペンサーで利用できる液体の種類です。製品によって対応している液体の種類が異なるため、選定時はしっかり確認する必要があります。 |
記載なし | ||
【選定条件】
Googleで「混合吐出装置」と検索し(2024年5月16日調査時点)検索結果全ぺージに表示された公式HP14社、イプロスの「混合吐出機」ページ掲載企業の計18社を調査。
そのうち、2液混合ディスペンサーを扱う15社の中から、以下の条件で3製品を選定しています。
・マゼダスDタイプ…15社の製品のうち、吐出精度の保証値が±2~3%以内、実績値が±0.5%以内で最も高い2液混合ディスペンサー
・比率固定式HR-50…15社の製品のうち唯一、シンプルな構造により低価格化を実現と記載のある2液混合ディスペンサー
・STP-150…15社の製品のうち、吐出量が最も少ない2液混合ディスペンサー