松下工業は、ホットメルトロールコーターから始まり、お客様と接着剤メーカーの三位一体の協力で進んできた会社です。接着プロセスとシステムに関する長年のノウハウを活かして、2液混合ディスペンサーを製造しています。
ミキシング部の洗浄を、水道水で行うことが可能な2液混合装置です。自動洗浄をおこなえる上に、水道水やステンレス製の洗浄液タンクで供給するため、配管工事の必要性がなく、作業環境やエコロジーを重視した製品です。メンテナンスも容易であり、ミキサーも安価で使い捨てとして使用できることから、コストダウンにもつながります。
吐出精度 | 記載なし |
---|---|
混合比率 | 1:1~100:5 |
吐出量 | 記載なし |
吐出速度 | 記載なし |
適応粘度 | 記載なし |
混合方式 | スタティック、回転スタティック、ダイナミック攪拌方式など |
タンク容量 | 記載なし |
軟包装パッケージ用の無溶剤型2液ウレタン接着剤向けに設計された2液混合吐出装置。接着剤をドラム缶やペール缶から自動供給できることで、作業環境が改善されています。また、日々のメンテナンスはミキシング部のみ洗浄するだけで良いため、メンテナンス性に優れていることも特徴です。作業環境の改善やメンテナンスの良さが大きなメリットです。
吐出精度 | ±3%以内 |
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混合比率 | 1:1~100:5 |
吐出量 | 記載なし |
吐出速度 | 記載なし |
適応粘度 | 記載なし |
混合方式 | ダイナミック式、回転スタティック、スタティック方式など |
タンク容量 | 記載なし |
松下工業は作業環境の改善やメンテナンス性に優れた2液混合吐出装置が特徴。ミキシングヘッド先端部まで接着剤を別に供給できること、ミキシング部は自動洗浄ができることなど、容易にメンテナンスできます。
本サイトでは、2液混合ディスペンサーをお探しの担当者様向けに、「電子部品などの正確な吐出・混合」や「大量生産品などのシンプルな配合比」「分析機器などの微量吐出」などの目的にあった2液混合ディスペンサーをご紹介しています。
ぜひ、参考にしてください。
代表的な機械で様々な分野で長年使用されている、ホットメルト接着剤(熱可塑性樹脂)をロールで塗工する機械や2液性のウレタン系接着剤等を多条で塗工する機械を用いた製造。そのほかにも、流量計、回転センサーを用いた吐出量管理システムや真空ポンプ、材料攪拌タンク、タンクヒーター、ホースヒーターなどが整っている会社です。
従来塩化メチレンや、アセトン、トルエン等の溶剤でおこなっていたミキシング部の洗浄を、水道水で行うことが可能な2液混合装置。そのため、配管工事をしなくても装置を稼働させられることから、作業環境とエコロジーを重視して製造できます。また、メンテナンスも容易にできるため、コストカットにもつながる製造といえるでしょう。
会社名 | 松下工業株式会社 |
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本社所在地 | 大阪府大阪市天王寺区上本町7-1-24 |
電話番号 | 06-6774-6000 |
公式HP | https://www.tecmic.co.jp/ |
松下工業は、接着剤メーカーとの協力で培ったノウハウを活かし、作業環境改善とエコロジーを重視した2液混合ディスペンサーを提供するメーカーです。ホットメルトコーターから始まり、接着システム全般に強みを持っています。
同社の装置は水道水で洗浄できる水洗浄式や、軟包装用ノンソルベント仕様などを展開。自動洗浄や簡便なメンテナンス性により、省エネ・省コストを実現し、長期的な安定稼働に貢献します。
なお、適切な機種は条件により異なるため、当サイトで目的別に3選比較表として整理していますので、あわせてご検討ください。
液体の組み合わせによって必要なスペックが大きく異なる2液混合ディスペンサーだからこそ、使う目的によって装置を選ぶことが第一歩。
そのため、ここでは使用する環境や製造する製品から、適切な2液混合ディスペンサーをご紹介しています。
電子部品など
正確な吐出が必要なら
エイ・エム・ケイ |
大量生産品など
配合比がシンプルなら
ナカリキッドコントロール |
分析機器など
微量吐出を重視するなら
日本ソセー工業 |
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製品名 | マゼダスDタイプ
![]() 引用元:エイ・エム・ケイ公式HP
(https://www.amk-j.co.jp/mazedas/d-type/) |
比率固定式HR-50
![]() 引用元:ナカリキッドコントロール公式HP
(https://www.nlc-dis.co.jp/products/double/hr50.html) |
STP-150
![]() 引用元:日本ソセー工業公式HP
(https://www.sosey.co.jp/product-list/supershot2/stp) |
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吐出精度
液体を吐出する精度を指します。メーカーによって保証値(カタログ上のスペック)と実績値が異なります。また、公表していないメーカーも中にはあります。 |
実績値:±0.1% (※吐出条件、樹脂仕様により要相談) |
高精度 ※詳細記載なし |
保証値:±1% |
混合比率
2液混合ディスペンサーで対応している主剤と硬化剤の割合のことです。主にミキサーとポンプの種類によって混合比率や調整の可否が変わります。 |
100:100~100:1 | 100:100~100:4 | 記載なし |
吐出速度
2液混合ディスペンサーが主剤と硬化剤を吐出するスピードのことです。カタログ上の吐出速度が速いと、ターゲットへスピーディに液体を吐出できます。 |
0.01ml/s~190ml/s | 記載なし | 0.0050ml/s~0.30ml/s |
適応粘度
2液混合ディスペンサーが対応している液体の粘度のことです。カタログと異なる粘度の液体を使用した場合、液だれやノズル詰まりなどを引き起こすおそれがあります。 |
1~100,000mPa・s/25℃ | 1~100,000 mPa・s/25℃ | ~200,000mPa・s |
吐出量
1秒間に吐出できる液体の量を指します。吐出量を細かくコントロールできる装置は精度が高く、製品の品質向上にも寄与します。 |
0.007ml/shot(1秒)~無制限 | 2.5~294 ml/shot | 記載なし |
吐出方式
液体を吐出する方法のことです。2液混合ディスペンサーは、連続的に液体をターゲットへ吐出する連続吐出と、その都度充填・吐出を行う間欠吐出があります。 |
連続吐出/ワンショット吐出/定量吐出/繰返し吐出/他機連動吐出 | 間欠吐出 | タイマー吐出/手動(連続)吐出 |
タンク容量
液体を貯めておくタンクの容量です。製品によって容量が大きく異なります。2液混合ディスペンサーは、主剤・硬化剤それぞれに独立したタンクがあります。 |
各15L・30L・50L・60L・ 80L・100L・200L ※A液・B液タンクの組み合わせは自由 |
20Lオープンタンク (ステンレス製) |
4L耐圧ガラスタンク×2基 |
公式HP
掲載の 対応液体例 2液混合ディスペンサーで利用できる液体の種類です。製品によって対応している液体の種類が異なるため、選定時はしっかり確認する必要があります。 |
記載なし | ||
【選定条件】
Googleで「混合吐出装置」と検索し(2024年5月16日調査時点)検索結果全ぺージに表示された公式HP14社、イプロスの「混合吐出機」ページ掲載企業の計18社を調査。
そのうち、2液混合ディスペンサーを扱う15社の中から、以下の条件で3製品を選定しています。
・マゼダスDタイプ…15社の製品のうち、吐出精度の保証値が±2~3%以内、実績値が±0.5%以内で最も高い2液混合ディスペンサー
・比率固定式HR-50…15社の製品のうち唯一、シンプルな構造により低価格化を実現と記載のある2液混合ディスペンサー
・STP-150…15社の製品のうち、吐出量が最も少ない2液混合ディスペンサー