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ダイナミックミキサーとは?

幅広い材料をパワフルに撹拌・混合できるのがダイナミックミキサーです。スタティックミキサーと違って内部に駆動部があり、モーターで動かせるようになっているのが特徴。一方、少ない材料でも混合できるなど、さまざまな強みを持っています。

ダイナミックミキサーは、モーターによって液体などの材料を撹拌・混合するミキサーのことです。ミキサーの内部には駆動部があり、撹拌用の羽根を回転させることで材料を均質に混ぜ合わせます。

ダイナミックミキサ-は、ミキシングチャンバ-(ミキサ-が入っている部屋)内に主剤、硬化剤を吐出しながらミキサ-を回転し混合させる構造になっています。そのため、混合した材料をターゲット上に塗布、充填する用途に適しています。

このページでは、ダイナミックミキサーの特徴やメリット、スタティックミキサーとの違いなどを解説しています。

目次

ダイナミックミキサーのメリット

ダイナミックミキサーには、以下のようなメリットがあります。

幅広い材料を撹拌・混合できる

ダイナミックミキサーの強みは、さまざまな材料を撹拌・混合できる点です。スタティックミキサーも幅広い材料に適合しますが、液体などの粘度差によっては混合できないケースもあります。

一方、ダイナミックミキサーはモーターで材料を強制的に撹拌・混合します。対応できる材料の幅が広く、混合が難しい材料はさほどありません。特に主剤、硬化剤の反応が早い即効性樹脂(発泡ウレタン、発泡シリコン)などに適しています。
ただ内部構造が複雑なため、こまめなメンテナンスが求められます。

材料が少量でも混合可能

ダイナミックミキサーはモーターで混合するため、材料が少量の場合でも対応することが可能です。そのため、混合比が大きく異なる材料同士を撹拌・混合できるのが魅力といえます。

また、羽根の回転速度をコントロールできるので、確実に混合できる事がメリット。材料に合わせて混合具合、混合による発熱など様子を見ながら細かく調整可能です。

スタティックミキサーとの違い

ダイナミックミキサーとスタティックミキサーの主な違いは駆動部の有無です。ダイナミックミキサーは内部に回転羽根などの駆動部があり、モーターで回転する仕組みになっています。一方、スタティックミキサーには駆動部がなく、内部構造を変えることによって液体を混合しています。

まとめ

ダイナミックミキサーは、モーター駆動の羽根で材料を強制的に撹拌・混合する仕組みを持ち、幅広い材料に対応できるのが特徴です。発泡ウレタンや発泡シリコンといった反応が早い樹脂にも適しており、少量でも均一に混合可能です。

羽根の回転速度を制御できるため、混合比や発熱の調整も柔軟に行えます。一方で内部構造が複雑なため、スタティックミキサーよりもこまめなメンテナンスが必要になります。

なお、両者の違いは「駆動部の有無」にあり、用途に応じた選択が重要です。

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THREE SELECTIONS
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2液混合ディスペンサー3選
比較表

液体の組み合わせによって必要なスペックが大きく異なる2液混合ディスペンサーだからこそ、使う目的によって装置を選ぶことが第一歩。
そのため、ここでは使用する環境や製造する製品から、適切な2液混合ディスペンサーをご紹介しています。

▼左右にスクロールできます。
電子部品など
正確な吐出が必要なら
エイ・エム・ケイ
大量生産品など
配合比がシンプルなら
ナカリキッドコントロール
分析機器など
微量吐出を重視するなら
日本ソセー工業
製品名
マゼダスDタイプ
マゼダスDタイプ
引用元:エイ・エム・ケイ公式HP
(https://www.amk-j.co.jp/mazedas/d-type/)

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比率固定式HR-50
非固定式HR-50
引用元:ナカリキッドコントロール公式HP
(https://www.nlc-dis.co.jp/products/double/hr50.html)

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STP-150
STP-150
引用元:日本ソセー工業公式HP
(https://www.sosey.co.jp/product-list/supershot2/stp)

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実績値:±0.1%
 (※吐出条件、樹脂仕様により要相談)
高精度
※詳細記載なし
保証値:±1%
100:100~100:1 100:100~100:4 記載なし
0.01ml/s~190ml/s 記載なし 0.0050ml/s~0.30ml/s
1~100,000mPa・s/25℃ 1~100,000 mPa・s/25℃ ~200,000mPa・s
0.007ml/shot(1秒)~無制限 2.5~294 ml/shot 記載なし
連続吐出/ワンショット吐出/定量吐出/繰返し吐出/他機連動吐出 間欠吐出 タイマー吐出/手動(連続)吐出
各15L・30L・50L・60L・
80L・100L・200L
※A液・B液タンクの組み合わせは自由
20Lオープンタンク
(ステンレス製)
4L耐圧ガラスタンク×2基
エポキシ
発泡ウレタン
ウレタン
シリコン
塗料
アクリル
発泡シリコン
インク他
一般的な樹脂からフィラーを含む樹脂
記載なし
ウレタン
エポキシ
シリコン
その他液体材料

エイ・エム・ケイの
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ナカリキッドコントロールの
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日本ソセー工業の
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【選定条件】
Googleで「混合吐出装置」と検索し(2024年5月16日調査時点)検索結果全ぺージに表示された公式HP14社、イプロスの「混合吐出機」ページ掲載企業の計18社を調査。
そのうち、2液混合ディスペンサーを扱う15社の中から、以下の条件で3製品を選定しています。
・マゼダスDタイプ…15社の製品のうち、吐出精度の保証値が±2~3%以内、実績値が±0.5%以内で最も高い2液混合ディスペンサー
・比率固定式HR-50…15社の製品のうち唯一、シンプルな構造により低価格化を実現と記載のある2液混合ディスペンサー
・STP-150…15社の製品のうち、吐出量が最も少ない2液混合ディスペンサー