株式会社メクトは1975年創業、チュービング方式ディスペンサーのパイオニアとして国内外で高い評価を得てきたメーカーです。同社は「液を汚さず、止めず、変質させない」を開発哲学に掲げ、瞬間接着剤や低粘度エポキシなど極めて扱いが難しい2液材料の超微量混合吐出を得意とします。独自のフッ素樹脂製流路は金属イオン汚染や硬化詰まりを抑制し、稼働率99%超の“メンテナンスフリー運用”を実現。年間1,000台以上の納入実績をもとに、半導体・光学デバイス・医療機器など精密産業の生産工程を支えています。
MD-400は最少0.007µL/shotという世界トップクラスの吐出分解能を誇るフラッグシップモデルです。4連テフロンチューブをインデックスパルス同期ローラで駆動し、液脈動を3µL/分以下に抑制。
5相ステッピングモータとパルス補間アルゴリズムが加減速時の誤差を自動補正し、±5%以内の体積精度を維持します。チューブ交換はクイッククランプ方式で90秒、洗浄液不要で環境負荷を低減します。
| 最少吐出量 | 0.007 µL/shot |
|---|---|
| 吐出精度 | ±5 % (実績値) |
| 混合比率 | 100:100〜100:10 (チューブ径選択) |
| 対応粘度 | 1〜10,000 mPa·s/25 ℃ |
| 吐出モード | ワンショット/連続/2点同時 |
| 外形寸法 | W245×D252×H110 mm |
AC100 Vコンセントのみで駆動する軽量モデル。テフロンチューブのインライン真空バック機構が液ダレを瞬時に防止し、瞬間接着剤でもノズル閉塞率 0.05 %未満を達成します。
最少吐出量は 0.0001 cc/shot、⻑時間停止後の再開でも吐出立ち上がり時間は 0.3 秒と高速です。研究開発向けの卓上機から多連チューブ仕様までカスタム対応可能。
| 最少吐出量 | 0.0001 cc/shot |
|---|---|
| 吐出精度 | ±7 % (実績値) |
| 混合比率 | 固定 100:100 (標準)/別注で可変 |
| 対応粘度 | 1〜20,000 mPa·s |
| 電源 | AC100 V 50/60 Hz 90 W |
| 本体質量 | 6.4 kg |
メクトの 2液チュービングディスペンサーは、全モデルで「フッ素樹脂オールウェット」「超微量域安定制御」「メンテナンスフリー」の 3 本柱を共有しています。
流路が完全非金属化されているため、シアノアクリレートや低分子アルカリ硬化型エポキシでも銅イオン溶出がなく、光ファイバー V-溝接着や MEMS センサ保護封止といった厳格なイオンコンタミ規格をクリア。年間 8,000 時間稼働時の MTBF は 18,200 時間、チューブ交換のみで安定稼働を継続できます。
本サイトでは、2液混合ディスペンサーをお探しの担当者様向けに、「電子部品などの正確な吐出・混合」や「大量生産品などのシンプルな配合比」「分析機器などの微量吐出」などの目的にあった2液混合ディスペンサーをご紹介しています。
ぜひ、参考にしてください。
メクトの事例は公式サイトには掲載されていません。
瞬間停止時に 0.2 秒の逆回転+陰圧パルスをかける独自バキュームシーリングで
ノズル先端の液柱切れを保証。UV 接着剤の糸引きや硬化詰まりを防ぎます。
ローラ摩耗を自己補正するストレインゲージと温度センサを全機種に内蔵。
装置校正周期は年 1 回、バリデーション証明書を発行可能です。
工具レスのクイッククランプで 2 ステップ交換。接液部は使い捨てのため洗浄廃液ゼロ、
クリーンルーム対応現場でのケミカルコストを 60 %削減しました。
| 会社名 | 株式会社メクト |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪府大阪市東淀川区瑞光 3-6-5 |
| 創業 | 1975年4月 |
| 電話番号 | 06-6329-2855 |
| 公式HP | https://www.mect.co.jp/ |
メクトは、チュービング方式ディスペンサーのパイオニアとして1975年に創業し、瞬間接着剤や低粘度エポキシなど難処理材の超微量混合吐出を得意とするメーカーです。独自のフッ素樹脂製流路により金属汚染や硬化詰まりを防ぎ、稼働率99%超を実現しています。
フラッグシップのMD-400は0.007µL/shotの高分解能を誇り、MD-89は汎用性の高い軽量モデル。全モデルに共通する「非金属流路」「超微量制御」「メンテナンスフリー」により、半導体や医療機器分野で高い信頼を得ています。
なお、適切な機種は条件により異なるため、当サイトで目的別に3選比較表として整理していますので、あわせてご検討ください。
液体の組み合わせによって必要なスペックが大きく異なる2液混合ディスペンサーだからこそ、使う目的によって装置を選ぶことが第一歩。
そのため、ここでは使用する環境や製造する製品から、適切な2液混合ディスペンサーをご紹介しています。
電子部品など
正確な吐出が必要なら
エイ・エム・ケイ |
大量生産品など
配合比がシンプルなら
ナカリキッドコントロール |
分析機器など
微量吐出を重視するなら
日本ソセー工業 |
|
| 製品名 | マゼダスDタイプ
![]() 引用元:エイ・エム・ケイ公式HP
(https://www.amk-j.co.jp/mazedas/d-type/) |
比率固定式HR-50
![]() 引用元:ナカリキッドコントロール公式HP
(https://www.nlc-dis.co.jp/products/double/hr50.html) |
STP-150
![]() 引用元:日本ソセー工業公式HP
(https://www.sosey.co.jp/product-list/supershot2/stp) |
|---|---|---|---|
吐出精度
液体を吐出する精度を指します。メーカーによって保証値(カタログ上のスペック)と実績値が異なります。また、公表していないメーカーも中にはあります。 |
実績値:±0.1% (※吐出条件、樹脂仕様により要相談) |
高精度 ※詳細記載なし |
保証値:±1% |
混合比率
2液混合ディスペンサーで対応している主剤と硬化剤の割合のことです。主にミキサーとポンプの種類によって混合比率や調整の可否が変わります。 |
100:100~100:1 | 100:100~100:4 | 記載なし |
吐出速度
2液混合ディスペンサーが主剤と硬化剤を吐出するスピードのことです。カタログ上の吐出速度が速いと、ターゲットへスピーディに液体を吐出できます。 |
0.01ml/s~190ml/s | 記載なし | 0.0050ml/s~0.30ml/s |
適応粘度
2液混合ディスペンサーが対応している液体の粘度のことです。カタログと異なる粘度の液体を使用した場合、液だれやノズル詰まりなどを引き起こすおそれがあります。 |
1~100,000mPa・s/25℃ | 1~100,000 mPa・s/25℃ | ~200,000mPa・s |
吐出量
1秒間に吐出できる液体の量を指します。吐出量を細かくコントロールできる装置は精度が高く、製品の品質向上にも寄与します。 |
0.007ml/shot(1秒)~無制限 | 2.5~294 ml/shot | 記載なし |
吐出方式
液体を吐出する方法のことです。2液混合ディスペンサーは、連続的に液体をターゲットへ吐出する連続吐出と、その都度充填・吐出を行う間欠吐出があります。 |
連続吐出/ワンショット吐出/定量吐出/繰返し吐出/他機連動吐出 | 間欠吐出 | タイマー吐出/手動(連続)吐出 |
タンク容量
液体を貯めておくタンクの容量です。製品によって容量が大きく異なります。2液混合ディスペンサーは、主剤・硬化剤それぞれに独立したタンクがあります。 |
各15L・30L・50L・60L・ 80L・100L・200L ※A液・B液タンクの組み合わせは自由 |
20Lオープンタンク (ステンレス製) |
4L耐圧ガラスタンク×2基 |
公式HP
掲載の 対応液体例 2液混合ディスペンサーで利用できる液体の種類です。製品によって対応している液体の種類が異なるため、選定時はしっかり確認する必要があります。 |
記載なし | ||
【選定条件】
Googleで「混合吐出装置」と検索し(2024年5月16日調査時点)検索結果全ぺージに表示された公式HP14社、イプロスの「混合吐出機」ページ掲載企業の計18社を調査。
そのうち、2液混合ディスペンサーを扱う15社の中から、以下の条件で3製品を選定しています。
・マゼダスDタイプ…15社の製品のうち、吐出精度の保証値が±2~3%以内、実績値が±0.5%以内で最も高い2液混合ディスペンサー
・比率固定式HR-50…15社の製品のうち唯一、シンプルな構造により低価格化を実現と記載のある2液混合ディスペンサー
・STP-150…15社の製品のうち、吐出量が最も少ない2液混合ディスペンサー